住まいづくりコラム

家づくりコラム

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2012年 11月

地震に強い家 Part.1 家の構造に関する勘違い

先日のホームページリニューアルに併せて、ブログ「FAVORITE LIFE」をはじめました!
家づくりに関するニュースやスタッフの心の声をお届けしていきたいと思っております。

さて、今月のテーマは「地震に強い家」。一度ではお伝えし切れませんので、今後シリーズで数回に分けてご紹介していきたいと思います。
建築業界では、「今と昔で常識が違うこと」「イメージでの勘違い」といったことが数多くあります。
今回はそういった、よくある勘違いから正しい知識をご紹介します。


「重い家だから地震に強い」は勘違い?

「重たい家の方が地震に強そう!」、「鉄骨の家の方が安心だわ。」と思われている方も多いのではないでしょうか。この考え方は実は勘違い。
必ずしも重くてどっしりした家が地震に強いという訳ではないのです。

家イメージ画像


建築の構造素材には大きく分けて、コンクリート・鉄・木の3つがあります。確かにコンクリートや鉄というと、「剛い」「厚い」「重い」と言った素材感があるために、「頑丈な家」というイメージで耐震性にも優れていると思われがちですが、実際は「素材の強さ」と「地震への強さ」は全く別次元のお話しなのです。

素材イメージ画像


例えば仮に、延床面積130㎡(約39坪)の2階建ての木の家が30tの重さだったとした場合、鉄骨造の家は約2倍の60t。コンクリートの家は約5倍の150tもの建物重量になると言われています。
すると、地震が起こり、同じ加速度で地面が揺れた場合、それぞれの荷重に比例した力が建物にかかることになりますので、重たい住宅であればあるほど受ける力も大きくなってしまうのです。


比重別イメージ画像


つまり、同じ広さの木の家と鉄筋コンクリート造の家が同じ加速度の地震を受けた場合、鉄筋コンクリート造の家は木の家の約5倍の力に耐えないといけないことになります。阪神・淡路大震災でコンクリートの建物が倒壊し、木の家が残っていたというのもその理由が考えられます。

力の公式イメージ画像


一般的に鉄筋コンクリート造で最も効率的に強度を引き出すには、約30cmの壁厚が必要とされています。壁が厚くなると、その分、室内の有効面積が狭くなってしまったり、荷重が大きい分、地盤への負担も大きくなり、地盤改良工事・基礎補強工事費が高くついてしまうこともあります。 つまり、「木の家より、鉄やコンクリートの家の方が頑丈で地震に強そう!」と安易に考えず、必ず各社のテクノロジーを確認して、安心できる構造素材と工法を選びましょう。

重さイメージ画像



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