住まいづくりコラム

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2013年 2月

地震に強い家 Part.2 「柱の太い家が地震に強い」は勘違い?

2月3日は節分ですね。最近は恵方巻がイベントとして定番化してきましたが、節分といえばやっぱり、実家の縁側で鬼の面を被った父親に「鬼は外!福は内!」と豆を撒いたことを思い出します。
そういった家族行事が心おきなくできるのも一戸建のいいところですよね。

さて今月のMISAWA WEB DIRECTメルマガは、vol.6で好評だった「地震に強い家」の続編です。家の構造に関してよくある勘違いから正しい知識をご紹介します。

Point01

地震の強さは、柱ではなく壁を見る!

昔の家と今の家は、造りが違います。昔の木造寺院などは、「柱を太くすること」で強度を増しておりましたが、現在の木造住宅は構造が異なっており、「地震への強さ」を柱の太さに求めていません。

昔の木造寺院イメージ画像


下の絵のように、鉛筆(柱)は縦方向の「鉛直荷重」を支えることはできますが、横揺れ(地震)などの「水平荷重」には有効に働きません。そのため、「筋交い(すじかい)」や「ブレース」の入った壁が必要となります。

吊り革イメージ画像


右の絵のように、電車で吊り革を持たずに立っているのは難しいですよね。両手で吊り革をにぎると大きく揺れても支えることができます。
「筋交い」や「ブレース」、「構造用合板」などが入ることによってはじめて地震などの横方向の力に耐えれるようになります。

住宅展示場やインターネット、カタログをご覧になる際は、「柱の太さ」ではなく、「壁」がどのくらいの強度に耐えられるか、というポイントを忘れずにご確認ください。

壁イメージ画像

Point02

壁の強さには、ランクがある!?

倍率イメージ画像

壁の強さを表すランク、「壁倍率」をご存じですか?
壁倍率は1~5まであり、5が最高ランクになります。

壁倍率1が15mm×90mmの筋交い1本なのに対して、壁倍率5は90mm×90mmの筋交い2本使用しているので、その分壁の強さは増します。壁倍率1の壁が5枚に対して、壁倍率5の壁は1枚で同等の強さになります。

倍率イメージ画像


壁倍率を高めるためには「筋交い」より「構造用合板」を使用するとよいでしょう。
合板は単板(ベニヤ)を木目の方向を変えて貼り合わせて強度を上げたものです。力を壁全体の面方向に逃すため、横からの力に耐えることができます。構造計算上もバラツキの少ない材料です。

力の伝わり方イメージ画像


また、「接合部」の強さも壁倍率を高めます。
柱+筋交いの壁が、筋交いの上部と下部の「点」で接合しているのに対して、合板は、芯材の両面から合板を重ね、接着剤で「面」を接合しています。「点」より「面」での接合の方が強度は増します。

柱+筋交いの壁イメージ画像

Point03

ミサワホームの壁は壁倍率○○以上!

イメージ画像イメージ画像

パネルイメージ画像

ミサワホームの木質パネルは、実験値では壁倍率8.5~11倍相当にもなります。

木質パネルを2枚接着すると5tの強さに耐えますが、4枚並べて接着すると14tもの力に耐えることができます。2枚のときの2.8倍の力にもちこたえることができます。


パネルイメージ画像


地震に強い家を建てるには、地震に強い壁を選ぶことが不可欠です。
壁倍率をチェックして、安心して暮らすことができる壁を選ぶようにしましょう。

ミサワホームの木質パネルをもっと知りたい方はこちらミサワホームの木質パネル

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