住まいづくりコラム

家づくりコラム

住まいづくりコラム

2013年 10月

家族の命を守る、火に強い住まい

秋の入り口である9月になったものの、まだまだ厳しい残暑が続いていますね。
9月は防災の月でもあり、1日には、全国各地でたくさんの防災訓練がおこなわれました。今月は人の命に直接関わる、住まいの耐火性能について考えてみましょう。

Point01

火災の多くは室内からの出火が原因!

全国で1年間に6万件以上も発生する火災のうち、半分以上の約3万3000件が建物火災です。出火原因が特定できる20,896件の建物火災をみると、コンロやストーブ、電気機器など、屋内からの出火が6割以上を占めているのが現状です。家事から家族を守るには、放火やもらい火など、外的要因による火災を最小限に抑える工夫も必要ですが、屋内から火を出したときに、炎の燃え広がりを防ぎ、被害を最小限に抑えることができる耐火性能が必要なのです。

出火原因イメージ画像

Point02

屋内の燃え広がりを防ぐ工夫

1水蒸気で延焼を抑える石膏ボード

屋内で発生した炎が、最初に接触するのが天井や壁。結晶水を多く含んだ石膏ボードが設置されていれば、火災時に高温にさらされても、この結晶水が熱分解され、水蒸気になって放散されます。壁内部や隣室への延焼防止にも大きな効果を発揮します。

石膏ボードイメージ画像

2燃えない断熱材と燃える断熱材

断熱材イメージ画像工場ですき間なく充填されるグラスウール

断熱材は大きく「繊維系」と「発泡系」に分かれます。「繊維系」の代表はガラス繊維でできたグラスウールと、玄武岩などが主原料のロックウールで、ともに不燃材で有毒ガスも出ません。一方、「発泡系」とよばれる断熱材の中には、仕様温度帯が100℃以下に限定されていたり、黒煙や有毒ガスを発生するものが存在するため、注意が必要です。

3延焼を抑えるファイヤーストップ効果

炎は壁の中に入ると天井裏や上階に燃え上がり、被害が広がります。これを防ぐのが「ファイヤーストップ構造」。延焼の拡大を防ぎ、被害を最小限に抑えるために、より高いファイヤーストップ効果のある構造体を選ぶことが重要です。

ファイアーストップ効果イメージ画像

Point02

実験で証明された防火性能

1ファイヤーストップ効果による壁内温度の比較実験

横芯材が入っているミサワホームの木質パネルと入っていない壁を同様に加熱し、それぞれの中央部分の壁体内温度を測定する比較実験を実施しました。木質パネルの横芯材直上の温度は実験終了まで100℃未満を維持しましたが、横芯材が中間部にない壁の同位置の測定点では、加熱開始後すぐに温度が上昇し始め、約30分後には100℃に到達、以後も上昇し続けました。

比較イメージ画像

2実大建物火災実験

さらに、防火性能の確認のため実大建物火災実験を実施しました。点火後約10分間、家具などが燃えたものの建物自体には燃え広がりませんでした。火は30分経っても点火した室内にとどまり、自然鎮火しそうになったほど。隣室へ燃え移ることもなく、ミサワホームの住まいはきわめて延焼しにくい構造であることが確認されました。

比較イメージ画像

実験で証明された高い耐火性能

ミサワホームの「耐火性能」

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