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世紀を超える、赤レンガ建築を探訪!

建築とビールを愛する(´東`)です。

 

「Over The Century」という華々しいキャッチフレーズと共に、

大正時代の姿に復原された赤レンガの「東京駅丸の内駅舎」。

10月から全面開業されていますが、皆さんはもうご覧になりましたか?

 

東京駅丸の内駅舎のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京駅丸の内駅舎が日本の玄関口として開業したのは1914年(大正3年)。

それから約100年の時を経て、創建当初の姿に復原されたわけです。

1923(大正12)年の関東大震災では大きな被害は受けなかったようですが、

1945(昭和20年)の空襲によって3階部分とドームの屋根部分が焼失し、

それからは何度となく応急修理されるままという状況だったようですから、

今回の復原は多くの人たちにとって念願の事業だったと思います。

 

東京駅丸の内駅舎 ドーム天井のサムネール画像

  南北ドームの天井は、干支や花飾りのレリーフ、ワシの彫刻等、美しく見事な造形。

 

多くの駅舎がたどった近代化の流れとは別に、赤レンガ駅舎が取り壊される

ことなく、1世紀近く残り続けた理由は何だったのでしょうか?  

 

ちなみに、ミサワホームは1985年に業界で初めて「100年住宅」の認定を

取得し、資産価値を永く保つ住まいづくりを進めてきました。

ただ、ミサワホームはまだ今年で創立45周年。100年はまだ道半ばですが、

1世紀を超えて残る建築をつくるということは、ただ単に建物の耐久性や

維持管理の問題だけでないと思うのです。

 

東京駅丸の内駅舎のサムネール画像

 

1987年(昭和62年)、国鉄の分割民営化の際に再開発構想が提案され、

丸の内駅舎の取り壊し計画が浮上し、建て替え高層化するか保全するかが

大きな話題となりました。

これに対して「赤レンガの東京駅を愛する市民の会」等による市民運動が

起こり、政府は保全の方針を決定。その後、2003年(平成15年)に国の

重要文化財に指定され、今に至ったそうです。

 

つまり、人々の愛着が「赤レンガ駅舎」を残したのです。

 

東京駅丸の内駅舎は、レンガを主体とする最大規模の建造物であることや、

日本の近代建築の祖と称される建築家「辰野金吾」の集大成となる作品で

あること等が歴史的な価値とされています。ただ、そうした魅力以上に

日本最大の交通の要衝「東京駅」のシンボルとして、多くの人々に永く

愛され続けていることに本当の価値があるのではないでしょうか。

 

いま建築の世界では「リノベーション」という発想が注目されていますが、

単に壊して新しく作り直すというこれまでの考え方を見直し、その建築が

持っている本来の価値を上手に残しながら、むしろその価値を生かすことで

新たな付加価値を生み出すことが求められはじめています。

 

東京駅丸の内駅舎 全景のサムネール画像

設計を手掛けた辰野金吾は、自宅の庭に土俵をつくるほどの相撲好きで、

赤レンガ駅舎は「横綱の土俵入り」をモチーフにしたともいわれています。 

 

東京駅丸の内駅舎の復原・再開発事業は、リノベーションという意味でも

好例になるのではないでしょうか。観光やビジネスでの交通の要衝としての

役割から、もっと歴史や文化、豊かなライフスタイルを楽しむ場所として

人が集う駅になりそうですね。

 

皆さんもぜひ東京駅で赤レンガ駅舎の良さを体感してみて下さい。

 

日没から21時頃までライトアップされていますので、

夜の姿を楽しむのもいいですよ。 

(´東`)

 


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